葬式を始める前にやっておかなければならないことがいくつかあります。そのうちの1つが、市役所に死亡届けを提出するということです。市役所では住民の戸籍を管理しています。そのため、住民が死亡した場合は、戸籍上の処理をしなければならないのです。法律上、親族は死亡届を出すことが義務づけられています。葬儀の準備など、かなり忙しい状況でも忘れずに済ませておかなければなりません。死亡届は死亡日から10日以内に市役所の窓口に提出すればよいことになっています。そのため、葬儀が終わってからでも間に合います。しかし、忘れてしまう可能性もあるため、葬式の前に出しておく方が無難でしょう。どのように書けば良いのか分からない場合には、司法書士などの法律専門家に依頼するという方法もあります。相続のことで司法書士に相談するというケースも多いことから、そのついでに死亡届の提出も依頼するとよいでしょう。